原油価格高騰ー週初28日の原油価格(終値)は結局妙な反発2016/11/29 11:28

 今日のアップは普通だった。昨日は終値があったから、嬉しい。先週はメロメロだったから、今週は、このままで行って欲しいものだ。天気は回復気味のようだが、落ち着かない。気温は勿論低い。

 28日の原油価格(終値)は一転反発。1.02ドル高のバレル当り47.08ドルになった。現下の石油需給からすれば、誠に妙だが、OPEC減産に対する期待が高まったのだろう。株は下げたが、ドルが対ユーロで弱含んだ。

 ブレントもWTIと同じく反発。1ドル上げて48.24ドルになった。投機のブレントのことだから、やはり、投機家達の、減産に掛ける期待が高まっているのだろう。金融要因もそれほどの強気ではなかった。

 サウジは、事前の非OPECとの会合には欠席し、減産しなくとも、来年の石油需給は改善すると発言したり、イラクは前向きの姿勢を示したものの、イラン、イラクの生産上限については不透明感が残ったまま。

 金も反発。12.4ドル上げてオンス当り1190.8ドルになった。高値も4.5ドル上げて1197.2ドルになった。金融要因はまあ強気になった。それでも、弱気相場の基調には変わりがない。

 30日午前の取引は、原油も金も僅か反落している。即ち、原油が22セント、金が20セント下げているのだ。日経平均は僅か下げ、ドルは対ユーロで強い中にも弱含んだまま。



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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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