30日の原油価格(終値)は続騰、1日午後1時も続伸2011/12/01 13:36

 一体何が起きているのだと思っている人が世界には多いことだろう。たいしたことでも無いのに、それを足掛かりに勢いを付ける。異様な世界的株高を見るとそう思わざるを得ない。

 欧州の信用不安は本当に解消されたのか。そもそも、銀行をあまりに過度に救済してはいないか?このままでは銀行が破滅する、政府が破滅する。だから救済の手を差し伸べる。いや、庶民からの税金を投入する。

 それで良いのだろうか?一体、ハイリスク、ハイリターンに手を染めて赤字を出して、その付けを簡単に庶民に回して良いのだろうか?それがお前達を救う唯一の手段だなどとでも言いたいのだろうか?

 何かおかしい。そのせいで、高いエネルギー価格を安易に強いられたのでは溜まらない。一体、誰のせいなのか?その責任は誰にあるのか?そこを明確にしないままでの救済は決して許されるものではない。

 言いたいことは沢山あるが、とにかく、株が上がり、原油価格が上がり、そして金も上がった。まあ、金は金持ちの話だから、良いが、原油価格上昇、エネルギー価格上昇は世のため、経済のために良い分けはない。

 それでも、アメリカでは、天然ガス価格が低下し、原油換算ではバレル当り21.3ドルになった。念のためだが、121.3ドルの誤りではない。原油価格の約5分の1だ。

 さて、30日の原油価格(終値)は、世界的な株高を反映して、大暴騰だった。上記天然ガス価格の水準を考えると、こんな不当、不公正な高値が存在することが信じられない。

 高い水準が続くと、その水準に馴れてしまうのではないかと懸念している人もいることだろう。適正水準に対する議論が進むことが望まれる。一体誰が困るのかと言う疑問が出るようでは、世も末だ。

 さて、30日のWTIは、57セント高のバレル当り100.36ドルになった。57セントで続騰などと言わないでくださいと言う人もいるだろうが、100ドル超え自体が暴騰なのだから、そう言わせて貰おう。

 繰り返せば、アメリカ市場では、天然ガス価格は原油の5分の1なのだ。1日の午後1時過ぎも100.64ドルと続伸している。アジア株が上昇したからだろう。ドルも対ユーロで弱くなった。二大金融要因が効いている。

 投機のブレントは、30日の終値は110.52ドルへ昨晩寝際より少し下げた。しかし、1日午後1時過ぎには110.66ドルへと上げている。実におかしなことだ。異様な高い水準が続いている。

 金も上げた。主力の2月渡しが32.1ドル高のオンス当り1745.5ドルになった。最高値は1749.2ドルへと上げた。投機筋はますます元気だ。年末のゴールドラッシュになるのだろうか?おかしなことだが。1日午後1時には僅か2ドルだが下げている。さて、どうなることやら。



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1日夕方の原油価格は更に上昇2011/12/01 16:50

 一体何が起きているのだと思っている人が世界には多いことだろう。今日の昼過ぎにそう書いたが、本当にそうだと思っている。株価に囃され、現下の需給を無視する。そんな姿勢は必ずしっぺ返しを受けることだろう。

 アメリカの石油需給をじっくりと見るとそう考えざるを得ない。昨日アメリカ政府から発表された石油週報によれば、需要は漸減、在庫は増加している状況だ。とても、強気にはとれない。それなのに、どうして原油価格が上がったのか?本当に疑問だ。

 何かおかしい。アナリストは呆れていることだろうが、アメリカの政治家達はどう思っているのだろうか?大統領は大統領選を考えてそれどころではないのか?車社会アメリカではガソリン価格は生命線ではないのか?

 そんなことを言っても空しい。アジアの株価は、昨日のヨーロッパ、アメリカの株高を受けて上昇した。まあ、嘆かわしいが、いつものことだ。またまた世界的株高となるのか?不景気だと言うのに。

 WTIは、分けもなく、ただ株高を受けて上昇を続けた。夕方は、36セント高のバレル当り100.72ドルまで上がった。需給面での理由が無い中での上昇はやはり暴騰と言うべきだろう。

 繰り返せば、アメリカ市場では、天然ガス価格は原油の5分の1なのだ。それなのに何故上がるのか?分けが判らない。株、為替の二大金融要因のみで動いて良いのだろうか?

 投機のブレントは、111.23ドルまで上げた。意味も無く111ドル台?これで11月中旬に戻ったことになる。これが何度目の150ドルへ向けての仕掛けになるのか?仕掛けては後退したのが今年の動きだ。

 それはそうだ。いくら儲けるところが無いとは言っても、世界経済、消費者に負担を強いる原油を対象にしては、問題だ。まあ、仕掛けて、それなりの成果を上げて引くというのも、それなりの儲けにはなるが。

 金は下げ続けている。主力の2月渡しは僅か2.4ドルだが下げてオンス当り1747.9ドルになった。最高値は1754.3ドルへと上げた。投機筋は引き上げに懸命だ。これからヨーロッパ、アメリカへと市場は移る。さて、どうなることやら。


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1日夕方の原油価格は更に上昇2011/12/01 17:35

 一体何が起きているのだと思っている人が世界には多いことだろう。今日の昼過ぎにそう書いたが、本当にそうだと思っている。株価に囃され、現下の需給を無視する。そんな姿勢は必ずしっぺ返しを受けることだろう。

 アメリカの石油需給をじっくりと見るとそう考えざるを得ない。昨日アメリカ政府から発表された石油週報によれば、需要は漸減、在庫は増加している状況だ。とても、強気にはとれない。それなのに、どうして原油価格が上がったのか?本当に疑問だ。

 何かおかしい。アナリストは呆れていることだろうが、アメリカの政治家達はどう思っているのだろうか?大統領は大統領選を考えてそれどころではないのか?車社会アメリカではガソリン価格は生命線ではないのか?

 そんなことを言っても空しい。アジアの株価は、昨日のヨーロッパ、アメリカの株高を受けて上昇した。まあ、嘆かわしいが、いつものことだ。またまた世界的株高となるのか?不景気だと言うのに。

 WTIは、分けもなく、ただ株高を受けて上昇を続けた。夕方は、36セント高のバレル当り100.72ドルまで上がった。需給面での理由が無い中での上昇はやはり暴騰と言うべきだろう。

 繰り返せば、アメリカ市場では、天然ガス価格は原油の5分の1なのだ。それなのに何故上がるのか?分けが判らない。株、為替の二大金融要因のみで動いて良いのだろうか?

 投機のブレントは、111.23ドルまで上げた。意味も無く111ドル台?これで11月中旬に戻ったことになる。これが何度目の150ドルへ向けての仕掛けになるのか?仕掛けては後退したのが今年の動きだ。

 それはそうだ。いくら儲けるところが無いとは言っても、世界経済、消費者に負担を強いる原油を対象にしては、問題だ。まあ、仕掛けて、それなりの成果を上げて引くというのも、それなりの儲けにはなるが。

 金は下げ続けている。主力の2月渡しは僅か2.4ドルだが下げてオンス当り1747.9ドルになった。最高値は1754.3ドルへと上げた。投機筋は引き上げに懸命だ。これからヨーロッパ、アメリカへと市場は移る。さて、どうなることやら。


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1日の原油価格(終値)は僅か下げたが、2日夕方はまた上昇2011/12/02 17:54

 今日も今頃PCに向かっている。もう少し遅ければ、ヨーロッパの動きも追えたのだが、残念ながら、それにはちょっと早い。今頃、昨日の終値を記し、アジアの動きを伝えるだけだ。

 しかし、本当に一体何が起きているのだと思っている人が世界には多いことだろう。ただ株価急騰で原油価格が急騰する。何故だ。そう思っているに違いない。需給から遊離した動きであることは今更言うまでもない。

 何かおかしいと考えるアナリストがどうして出て来ないのだろうか?困ったことだ。まあ、そんなことを言っても空しい。アジアの株価は、昨日のアメリカの株高を受けて上昇した。お陰で昨日下がった価格が上がった。

 WTIの昨日の終値は、ヨーロッパの株価低下を受け、僅か16セントながら下げた。バレル当り100.20ドルになった。辛うじて100ドル台に止まった。おかしな話だ。

 ただ、アジア株の上昇を受け、2日夕方は、53セント高の100.73ドルまで戻した。これもおかしな話だ。まあ、昨日はアメリカの株が上げた。それを受けたということだろう。

 繰り返せば、アメリカ市場では、天然ガス価格は原油の5分の1なのだ。それなのに何故上がるのか?本当に分けが判らない。こんな風に、株、為替の二大金融要因のみで動いて良いのだろうか?

 投機のブレントも、1日の終値では108.89ドルまで下げたが、2日夕方には109.91ドルまで戻した。ひどいもんだ。世界経済に対する悪影響が懸念される。

 金も下げて上げた。1日の終値では10.5ドル下げオンス当り1739.8ドルになったが、2日夕方現在では10ドル戻した。最高値は1日が1758ドル、2日夕方まででは1750.7ドルだ。僅かだが、低下した。


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2日夜の原油価格は更に上昇2011/12/02 23:23

 2日の原油価格は、アジア株が値を上げる中、値を下げていたが、午後に入って変わった。ジリジリと上げ始め、終に昨日の終値を超えた。夜の今は更に上げた。どこまでもおかしな展開だ。

 またまた、原油需給からは遊離して、株高、ドル安の二大金融要因で上げている。ヨーロッパの各株式市場が開いて、軒並み上昇すると原油価格も上げ始めた。ドルも対ユーロで安くなったから尚更だ。

 WTIは、83セント上げて、101.03ドルになった。投機のブレントは110.01ドルまで上げた。金も21.3上げオンス当り1761.1ドルになった。投機が花盛りと言った様相を呈して来た。

 それにしても、今年は、休み前に上げることが多かった。異様に高い水準にあるとは思うが、良くぞここに止まっていると言ったところか?世界経済、世界の消費者には大変困った状況が続いている。


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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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