22日、夜の原油価格は急上昇2010/07/22 20:22

 午後8時頃、価格情報を覗いて驚いた。これと言って強気要因は無い筈なのに、原油価格は急上昇していたのだ。NYMEX/WTIは、61セント高のバレル当り77.17ドルと77ドル台となった。やれやれだ。

 東京株式市場は低迷していたが、ヨーロッパ株式が一斉に上昇したからだろう。原油価格もそれに連れた?ロンドンスズメが鳴き始めたのか?シティの投機家達はしたたかだ。

 アメリカ市場にどのような仕掛をするのか思案中だろうと思う。ハリケーンに対する懸念も出した。メキシコ湾岸で大事故を起こしたBPは今や大変な苦境にある。ロンドンとしては必死で建て直しを図ることだろう。

 大英帝国の象徴だったBPをやすやすと他の石油会社の支配下に置く分けには行かない。英国の威信が掛かっているとも言える。そのパフォーマンスに対する反省などない。ユニオンジャックは至高なのだ。

 さて、それも含めてロンドンすずめがどう動くか?注目だ。シティのバンカー達の沽券に係わることでもある。原油価格暴落などとなったら、そんな彼等でもどうしようもないことになる。その意味でも必死だろう。くわばら、くわばら。


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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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