11月1日の原油価格(終値)は暴騰 ― 2010/11/02 13:16
11月1日の原油価格は、結局、暴騰だった。需給のファンダメンタルズで何か大きな変化があったかと言うと、決してそうではない。冬場需要期に入り、投機家達が最後の賭けを挑み始めたと言うことだろう。
まあ、それはそれとして一般的解説をいつもの通り紹介しておこう。1日のNYMEX/WTIは、米中の経済指標の好転、それに伴う、石油需要回復への期待を主因として1.52ドル高のバレル当り82.95ドルとなった。
付け加えれば、シンガポールにおけるサウジ石油相の「70~90ドルが居心地の良い水準」という発言も効いたようだ。前は「70~80ドル」と言っていたから、上限を10ドル引き上げたことになる。
昨晩も書いたが、サウジ石油相の発言は重い。影響力が大きい。市場を見詰めて来たエキスパートでもあるから、その感も鋭いものがある。しかし、通常は絶対的価格水準に言及するとそこから逸れることが多い。
まあ、冬場需要期、中国要因と上がって来れば、ほぼ間違い無いという気持ちでの発言でもあるだろう。しかし、中国万博も終了した。きちんとした統計で需要増が裏付けられるのか?
若干疑問もある。さて、どうなるか?今週は、面白い展開になる。
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http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
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まあ、冬場需要期、中国要因と上がって来れば、ほぼ間違い無いという気持ちでの発言でもあるだろう。しかし、中国万博も終了した。きちんとした統計で需要増が裏付けられるのか?
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