原油価格は18日終値、19日昼過ぎとおかしな続伸2012/07/19 12:40

 今日は、まあまあの時間から、PCに向かっている。ほっ、と一息だ。 それでも、気付けば、午後に突入。これではいけない。明日は、午前へと早めたい、と今のところ思っている。

 しかし、18日も暑かった。それでも、遅くなると雲が出て、これは予報通りに豪雨かと身構えたが、そうではなかった。良かった。東京も集中豪雨に強い分けではないし、雷雨となったら気分が落ち着かない。

 18日の原油価格もおかしな状況だった。まあ、ヨーロッパ、アメリカの株が上げた。ドルも相変わらず対ユーロで高いままだが、相対的には弱い位置になった。つまり、二大金融要因は強気だった。

 アメリカの石油需給は相変わらずタイトとは言えない。原油在庫の取り崩しは予想より少なかった。ガソリン在庫は低下したが、溜出油は増加した。とても強気とは言えなかった。まあ、言っても始まらないが。

 18日のWTI価格(終値)は、結局、65セント高のバレル当り89.87ドルになった。えっ、90ドルに肉薄、一時は90ドル台?誠におかしい。異様な高水準にあるとの認識が欠けているのは問題だろう。

 投機のブレントは105ドル台に突入した。えっ、今度は105ドル、またまたまたマジですかと言ったところだ。シティ投機筋としては小躍りだろう。誠に異様だし、世界経済、消費者にとっては、極めて不快、迷惑なことだ。

 他方、金は続落だ。しかも、18.7ドル安のオンス当り1570.8ドルになった。高値も1585.7ドルまで下げた。1600ドルから、また一段と遠のいた。ジリ貧だ。それでも、まだ1500ドル台、高水準だ。

 19日昼過ぎは、原油も金も続伸だ。ますますおかしい状況が続く。株が上げれば原油価格が上がるとの相関はおかしいと言っても始まらない。需給に基づくべきと言ってもますます通らない、ブレントは106ドルが近くなった。誠におかしい。誠に妙だ。


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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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