週初2日の原油価格(終値)は結局上昇 ― 2013/12/03 14:39
今日も天気が良い。二日続いただけで、そんなことを言うのは早いかもしれないが、この分なら、異様で不順だった今年の天気を抜け出し、落ち着いた天気の師走、正月を送れそうな気分になって来た。祈るばかりだが。
週初12月2日の原油価格(終値)は、結局、大きく上げた。アメリカなどの景気指標が好調だったせいだ。ヨーロッパ株は下げ、アメリカ株が大きく下げた。ドルが対ユーロで強かった。つまり、二大金融要因が弱気だったのに上げた。投機筋はいろいろと理屈を考えるものだ。畏れ入る。
2日のWTIは、1.1ドル高のバレル当り93.82ドルになった。二大金融要因だけではなく、現下の石油需給でも到底説明がつかない上げだ。まあ、04年以降こんなことが殆どだが。
投機のブレントはより大きく上げた。1.76ドル高の111.45ドルになったのだ。よりによって今度は111ドル台?誠に妙だ。逆値差は、17.63ドルへと更に拡大した。世も末と言ったところか。
金は大幅に低下した。原油と同じくドルが強くなると、ドル表示の金も弱気になる。金はそれに正直に反応した。それに、これは原油とは逆になるが、良好な景気指標は弱気となる。
基本的には原油も金も投機の対象だから、最終的には同じトレンドを取る筈だが、こういう時はこれ、ああいう時はあれと、いろいろと考えるものだ。底流には金融緩和があるから、同じ軌道となる可能性は残る。
さて、2日の金は、28.5ドル安のオンス当り1221.9ドルになった。高値も下げた。3.3ドル安の1251.2ドルになった。年末、年始が近くなった。そろそろ実需が出ても良い頃だ。ジリ貧には違いないが。
3日午後は、原油がまちまちの中上げ基調、金が下げ基調と対照的だ。WTIは、上げ幅を縮小しているものの、18セント高の94ドル、ブレントはじわじわと上げているものの4セント安の111.41ドルとなり、金は、下げ幅を拡大して2.3ドル安の1219.6ドルになっている。
下記アメブロで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://ameblo.jp/kappakawataro/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
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2日のWTIは、1.1ドル高のバレル当り93.82ドルになった。二大金融要因だけではなく、現下の石油需給でも到底説明がつかない上げだ。まあ、04年以降こんなことが殆どだが。
投機のブレントはより大きく上げた。1.76ドル高の111.45ドルになったのだ。よりによって今度は111ドル台?誠に妙だ。逆値差は、17.63ドルへと更に拡大した。世も末と言ったところか。
金は大幅に低下した。原油と同じくドルが強くなると、ドル表示の金も弱気になる。金はそれに正直に反応した。それに、これは原油とは逆になるが、良好な景気指標は弱気となる。
基本的には原油も金も投機の対象だから、最終的には同じトレンドを取る筈だが、こういう時はこれ、ああいう時はあれと、いろいろと考えるものだ。底流には金融緩和があるから、同じ軌道となる可能性は残る。
さて、2日の金は、28.5ドル安のオンス当り1221.9ドルになった。高値も下げた。3.3ドル安の1251.2ドルになった。年末、年始が近くなった。そろそろ実需が出ても良い頃だ。ジリ貧には違いないが。
3日午後は、原油がまちまちの中上げ基調、金が下げ基調と対照的だ。WTIは、上げ幅を縮小しているものの、18セント高の94ドル、ブレントはじわじわと上げているものの4セント安の111.41ドルとなり、金は、下げ幅を拡大して2.3ドル安の1219.6ドルになっている。
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