原油価格高騰ー5日の原油価格(終値)は妥当な大幅反落2016/07/06 10:09

 今日のアップはちと早かった。昨日は市場が開き終値があったから、率直に嬉しい。今日もどんよりと曇って、気温も低い。しかし、雨は降っていない。相変わらずの、ついて行くのが大変な梅雨が続いている。

 5日の原油価格(終値)は大幅反落だった。2.39ドル安のバレル当り46.60ドルになった。現下の石油需給からすれば、まあ妥当なことだ。これで、英国ショック後にほぼ戻った。株は下げ、ドルが対ユーロで急反発。つまり、金融要因も向かい風だった。

 ブレントも同様に下げた。WTIと同様に先週末の終値と比較すると、なんと、2.39ドル安とWTIと一緒。47.96ドルと、50ドル割れが続いた。それでも未だWTIを上回っている。さすが投機のブレント。逆値差は1.36ドル、いつか来た道のままだ。

 金は続伸。19.7ドル上げてオンス当り1358.7ドルになった。高値も13.3ドル上げて1360.3ドルになった。安全資産としての威力が復活した。金融要因はミックスだが、世界の不安が反映されたのだろう。

 6日午前の取引は、原油が僅か反発、金が僅か続伸している。即ち、原油が15セント、金が7.7ドル上げているのだ。日経平均が大きく下げ、ドルは対ユーロで急伸したまま、つまり、原油には向かい風、金にはミックス。さて、これからどうなるやら。



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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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