4日、夜の原油価格はもみ合い状態 ― 2010/10/04 22:24
午後10時頃、価格情報を覗いたら、原油価格は僅か下がっていた。その直前は急上昇していたから、ロンドンではもみ合い状態ということだろう。ロンドンスズメも懸命だ。
需給のファンダメンタルズに逆らい、ヨーロッパでは株安、対ユーロドル高だから、八方塞がりだ。それで、この水準を維持しているのだから、凄いと言えば凄いが、その不当、不公正振りが際立っていると言うことだ。
ヨーロッパの標準原油北海ブレントは、一時84ドルを超えたが、今は83ドル台へと下がった。それでも6セント高のバレル当り83.81ドルだから、相変わらずのひどさだ。ヨーロッパは滅茶苦茶だ。
NYMEX/WTIは、4セント安の81.54ドルだ。投機筋が成功するか否かの瀬戸際に立っているのは本当のようだ。一刻も早く90ドルに復帰させたいのだろう。勝手なものだ。
言っても無駄だろうが、少しは、一般消費者、本来の石油需要回復、原油価格の適正価格への復帰を考えるべきだと言っておこう。需給のファンダメンタルズをないがしろにしてはいけない。
ところで、約束通りイラクから最新の原油埋蔵量が発表された。予想通り、イランを超えた。第2位はベネズエラの筈で、第3位になった分けだが、報道によれば、第2位のイランを抜いて第2位になったとのことだ。
まあ、これも今朝書いたように、ベネズエラの超重質油を除けば、実質世界第2位だから、それで良いのだろう。これで、もしイラクがOPECの割当に復帰する場合にはそれなりの配慮を受けることになる。
これは本当は大問題だが、そのような報道は先物市場で無視されている。弱気要因には目をつぶるということだろう。これから、市場はアメリカへと移る。
さて、それをアメリカではどのように解釈するのか、みものだ。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
需給のファンダメンタルズに逆らい、ヨーロッパでは株安、対ユーロドル高だから、八方塞がりだ。それで、この水準を維持しているのだから、凄いと言えば凄いが、その不当、不公正振りが際立っていると言うことだ。
ヨーロッパの標準原油北海ブレントは、一時84ドルを超えたが、今は83ドル台へと下がった。それでも6セント高のバレル当り83.81ドルだから、相変わらずのひどさだ。ヨーロッパは滅茶苦茶だ。
NYMEX/WTIは、4セント安の81.54ドルだ。投機筋が成功するか否かの瀬戸際に立っているのは本当のようだ。一刻も早く90ドルに復帰させたいのだろう。勝手なものだ。
言っても無駄だろうが、少しは、一般消費者、本来の石油需要回復、原油価格の適正価格への復帰を考えるべきだと言っておこう。需給のファンダメンタルズをないがしろにしてはいけない。
ところで、約束通りイラクから最新の原油埋蔵量が発表された。予想通り、イランを超えた。第2位はベネズエラの筈で、第3位になった分けだが、報道によれば、第2位のイランを抜いて第2位になったとのことだ。
まあ、これも今朝書いたように、ベネズエラの超重質油を除けば、実質世界第2位だから、それで良いのだろう。これで、もしイラクがOPECの割当に復帰する場合にはそれなりの配慮を受けることになる。
これは本当は大問題だが、そのような報道は先物市場で無視されている。弱気要因には目をつぶるということだろう。これから、市場はアメリカへと移る。
さて、それをアメリカではどのように解釈するのか、みものだ。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
4日の原油価格(終値)は僅か低下 ― 2010/10/05 11:07
4日のNYMEX/WTIは、株安、ドル高の二大金融要因を主因として11セント安のバレル当り81.47ドルとなった。ほんの僅かな低下で投機筋はホッとしていることだろう。
90ドルへ引き上げるという目論見からすれば、悔しい状況だろうが、株高、ドル安という頼みの綱が切れて、ここで納まっているのだから、良しとすべきではないか。
いや、むしろ、需給のファンダメンタルズに逆らい、ヨーロッパでは株安、対ユーロドル高という八方塞がりの中で、この水準を維持しているのだから、凄い状況だ。不当、不公正振りが際立っているのは間違いが無い。
ヨーロッパの標準原油北海ブレントは、一時84ドルを超えたが、結局、46セント安の83.47ドルになった。それでもひどい高さだ。フランスで港湾ストがあって原油輸送に滞りが出ているというのだから仕方がないか。
それでも、その前までの異様な高騰の説明にはならない。まあ、ひどいもんだ。中国経済の好調さが、唯一の強気材料か?しかし、昨年、今年と原油価格を30ドル台から80ドル台へと引き上げた要因というにはちょっと辛くないか?
それよりも、原油価格が80ドルに向かって上昇し始めた頃からNYMEXの取組高、出来高は、信じられないくらいの伸びを示していた。原油価格の暴騰は投機のせいではないなどという理屈など通らない。
言っても無駄だろうが、改めて、少しは、一般消費者、本来の石油需要回復、原油価格の適正価格への復帰を考えるべきだと言っておこう。需給のファンダメンタルズをないがしろにしてはいけない。
イラクの原油埋蔵量がイランを抜いて、サウジに次ぐ世界第2位になったという弱気要因は、本当は大問題の筈だが、結局、この報道は先物市場で無視された。
そんな発表は眉唾とするにしても、全く言及が無いのは、誠におかしな状況だろう。まあ、金も先週末は史上最高値を更新した。投機の踊った一週間だったか。自分の責任だが、泣きを見る人がでなければ良いが。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
90ドルへ引き上げるという目論見からすれば、悔しい状況だろうが、株高、ドル安という頼みの綱が切れて、ここで納まっているのだから、良しとすべきではないか。
いや、むしろ、需給のファンダメンタルズに逆らい、ヨーロッパでは株安、対ユーロドル高という八方塞がりの中で、この水準を維持しているのだから、凄い状況だ。不当、不公正振りが際立っているのは間違いが無い。
ヨーロッパの標準原油北海ブレントは、一時84ドルを超えたが、結局、46セント安の83.47ドルになった。それでもひどい高さだ。フランスで港湾ストがあって原油輸送に滞りが出ているというのだから仕方がないか。
それでも、その前までの異様な高騰の説明にはならない。まあ、ひどいもんだ。中国経済の好調さが、唯一の強気材料か?しかし、昨年、今年と原油価格を30ドル台から80ドル台へと引き上げた要因というにはちょっと辛くないか?
それよりも、原油価格が80ドルに向かって上昇し始めた頃からNYMEXの取組高、出来高は、信じられないくらいの伸びを示していた。原油価格の暴騰は投機のせいではないなどという理屈など通らない。
言っても無駄だろうが、改めて、少しは、一般消費者、本来の石油需要回復、原油価格の適正価格への復帰を考えるべきだと言っておこう。需給のファンダメンタルズをないがしろにしてはいけない。
イラクの原油埋蔵量がイランを抜いて、サウジに次ぐ世界第2位になったという弱気要因は、本当は大問題の筈だが、結局、この報道は先物市場で無視された。
そんな発表は眉唾とするにしても、全く言及が無いのは、誠におかしな状況だろう。まあ、金も先週末は史上最高値を更新した。投機の踊った一週間だったか。自分の責任だが、泣きを見る人がでなければ良いが。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
5日、夕方の原油価格は更に低下 ― 2010/10/05 17:02
午後4時半頃、価格情報を覗いたら、また一段と原油価格が低下していた。とは言っても、相変わらず馬鹿高い。17セント安のバレル当り81.30ドルだ。ロンドンの投機筋はやきもきしだしていることだろう。
折角、ブレントを8セント高の83.32ドルにしたのに、これじゃなと言ったところだろう。それでも、90ドルへ引き上げるという目論見からすれば、まだまだというところだ。
需給のファンダメンタルズはさておいて、アジアでは日経平均が上げたのに、ヨーロッパでは株安になった。対ユーロドル安で何とか持っているというところだ。
イラクの原油埋蔵量がイランを抜いて、サウジに次ぐ世界第2位になったとここで書いた。その時も、これはベネズエラの超重質油を除いた場合だと注記した。そうしたところ、別の報道で第4位としたものが出た。
それは、大きな意味があるので注記しておこう。これもカナダのオイルサンド、即ち、カナダの超重質油を含んだためだ。ベネズエラと同様の考えだ。そうなれば、イラクの上にはカナダ、ベネズエラが入ることになる。
ちょっとややこしいが、今は通常、原油埋蔵量と言った場合に、超重質油も含めて統計を発表するからだ。因みに、OGJという石油専門誌、BP統計ともにその埋蔵量推定にはこの両者を含んでいる。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
折角、ブレントを8セント高の83.32ドルにしたのに、これじゃなと言ったところだろう。それでも、90ドルへ引き上げるという目論見からすれば、まだまだというところだ。
需給のファンダメンタルズはさておいて、アジアでは日経平均が上げたのに、ヨーロッパでは株安になった。対ユーロドル安で何とか持っているというところだ。
イラクの原油埋蔵量がイランを抜いて、サウジに次ぐ世界第2位になったとここで書いた。その時も、これはベネズエラの超重質油を除いた場合だと注記した。そうしたところ、別の報道で第4位としたものが出た。
それは、大きな意味があるので注記しておこう。これもカナダのオイルサンド、即ち、カナダの超重質油を含んだためだ。ベネズエラと同様の考えだ。そうなれば、イラクの上にはカナダ、ベネズエラが入ることになる。
ちょっとややこしいが、今は通常、原油埋蔵量と言った場合に、超重質油も含めて統計を発表するからだ。因みに、OGJという石油専門誌、BP統計ともにその埋蔵量推定にはこの両者を含んでいる。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
5日、夜の原油価格は上昇 ― 2010/10/05 20:48
午後8時半頃、価格情報を覗いたら、原油価格が上昇に転じていた。本当におかしい。NYMEX/WTIが68セント高のバレル当り82.15ドルになっていた。ヨーロッパで株高、対ユーロドル安になったからだろう。
北海ブレントは、59セント高の83.87ドルと84ドルに迫る勢いだ。一体これは何だ。投機筋は、90ドルへ引き上げるという目論見を捨てきれない様子だ。
イラクの原油埋蔵量の話などどこ吹く風と言ったところだ。これもおかしな話だ。フランスのスト、中国の経済、石油需要の伸長など、盛んに強気要因を探していたが、結局、株高、ドル安か?
需給のファンダメンタルズを落ち着いてみるべきだろうと思うが・・・さて、今日は、終値後になるがアメリカで民間石油統計が発表となる。原油在庫がどうなるか?注目だ。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
北海ブレントは、59セント高の83.87ドルと84ドルに迫る勢いだ。一体これは何だ。投機筋は、90ドルへ引き上げるという目論見を捨てきれない様子だ。
イラクの原油埋蔵量の話などどこ吹く風と言ったところだ。これもおかしな話だ。フランスのスト、中国の経済、石油需要の伸長など、盛んに強気要因を探していたが、結局、株高、ドル安か?
需給のファンダメンタルズを落ち着いてみるべきだろうと思うが・・・さて、今日は、終値後になるがアメリカで民間石油統計が発表となる。原油在庫がどうなるか?注目だ。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
6日、寝際の原油価格と5日の終値は異様な高水準 ― 2010/10/06 23:42
寝際に価格情報を覗いたら、相変わらず異様に高い原油価格だった。昨日の終値も異様なら、それがそのまま続いているのだから、何をかいわんやだ。一体どうなっているんだと言っても始まらない。
昨年、今年とずっと、続いている、株高、ドル安の二大金融要因で、需給のファンダメンタルズを無視して動く。まあ、言わば、需給のファンダメンタルズを遊離した、不当、不公正な、異様な高原油価格」だ。
NYMEX/WTIは5日の終値が1.35ドル高のバレル当り82.82ドル、そして、寝際が僅か2セント安の82.80ドルだ。ついさっきなどは昨日の終値より高かったのだから、驚きだ。
北海ブレントは、5セント高の84.89ドルと85ドルに迫る勢いだ。ひどいもんだ。投機筋は、儲けるために早い内に90ドルへ引き上げたいと思っているのだから始末が悪い。
アメリカの民間石油統計で原油在庫が400万バレル以上も増えているというのに、これだ。信じられないことだ。そんなことはおかまいなしだ。ひたすら政府の統計を待つと言ってそれを無視し続けている。
政府統計でも増えていたら、どうするのだろうか?そうなれば、いつものことだが、完全無視を決め込むことだろう。だってガソリン在庫が大幅に減っているでしょうなどと言うことだろう。
そんな馬鹿な。ガソリンシーズンは終ったのだから、減少は当然でしょうなんて言う人は投機筋にはいないのだろう。困ったことだ。そんなことで走って良い筈が無い。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
昨年、今年とずっと、続いている、株高、ドル安の二大金融要因で、需給のファンダメンタルズを無視して動く。まあ、言わば、需給のファンダメンタルズを遊離した、不当、不公正な、異様な高原油価格」だ。
NYMEX/WTIは5日の終値が1.35ドル高のバレル当り82.82ドル、そして、寝際が僅か2セント安の82.80ドルだ。ついさっきなどは昨日の終値より高かったのだから、驚きだ。
北海ブレントは、5セント高の84.89ドルと85ドルに迫る勢いだ。ひどいもんだ。投機筋は、儲けるために早い内に90ドルへ引き上げたいと思っているのだから始末が悪い。
アメリカの民間石油統計で原油在庫が400万バレル以上も増えているというのに、これだ。信じられないことだ。そんなことはおかまいなしだ。ひたすら政府の統計を待つと言ってそれを無視し続けている。
政府統計でも増えていたら、どうするのだろうか?そうなれば、いつものことだが、完全無視を決め込むことだろう。だってガソリン在庫が大幅に減っているでしょうなどと言うことだろう。
そんな馬鹿な。ガソリンシーズンは終ったのだから、減少は当然でしょうなんて言う人は投機筋にはいないのだろう。困ったことだ。そんなことで走って良い筈が無い。
下記楽天ブログで原油価格暴騰とイスラムをテーマにした小説「月の欠片」を連載中です。ぜひ一度覗いて見てください!
http://plaza.rakuten.co.jp/kappa3815/
アンケート、「100ドル原油時代はまた来るか?」に、ぜひ投票のほどを! http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=17487
最近のコメント