19日の原油価格(終値)はまちまちの動き2012/04/20 11:18

 今日は、遅ればせながらの花曇、花冷えとでも言うべき天気だ。気付かない内に4月ももう20日、春らしい日が少なかった。地震も未だ時折続く。昨年の大震災以降何だかおかしい。早く普通に戻って欲しいものだ。

 さて、原油先物市場も相変わらずおかしい。相変わらず、現下の石油需給から遊離して株と為替に揺れ動いている。昨日はヨーロッパ、アメリカの株価が下げた。ドルも弱かったからバラツキのある動きになった。

 19日の原油価格(終値)は、WTIが僅か下げ、投機のブレントが僅か上げた。ふらふらとまるで今日の天気のようにはっきりしない動きだ。それでも、シーソーの揺れは小幅だった。

 19日のWTI価格(終値)は、40セント安のバレル当り102.27ドルへと低下した。石油需給からすれば、もっと下げて良かった筈だ。アメリカの石油需要、ガソリン需要ともに2%以上も減少しているのだから。

 投機のブレントは、逆に上げた。3セント高だから、横ばいと言っても良い状態だったが、それにしてもおかしい。逆値差は15.73ドルへと拡大した。全く異様だ。それに115.73ドルはいかにも高い。

 金価格も投機のブレント同様上げた。こちらも1.8ドル高だから、横ばいと言って良いのだろう。オンス当り1641.4ドルだ。まだまだ高い。最高値は1654.9ドルへと、これで五日間続落だ。


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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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