原油価格高騰ー7日の原油価格(終値)は反落2016/04/08 11:12

 今日のアップは普通だった。ここのところ日替わりで遅くなったり、早くなったりしていたが、そろそろ落ち着くか。天気も幾分回復気味。気温も僅か上がったような。春や春、春爛漫へ。

 7日の原油価格(終値)は反落だった。49セント安のバレル当り37.26ドルになった。現下の石油需給からすれば、この方がより妥当だが、主要産油国の動きなど不確かな要因もある。株は下げ、ドルが対ユーロで回復気味。金融要因も向かい風。

 投機のブレントも下げた。投機のブレントらしく下げ幅はWTIより小さかった。41セント安の39.43ドルになった。逆値差は2.17ドルへと拡大した。異様な状況は続いている。大きく下げた後の戻しも大きかった。

 金は反発した。13.7ドル上げてオンス当り1237.5ドルになった。高値も反発した。11.2ドル上げて1245ドルになった。株が下げたもののドルも対ユーロで回復気味。金融要因はややミックスだ。アメリカでは金利引き上げに慎重のよう。これが効いたか。

 8日午前の最新取引は、原油も金も反発している。原油が58セント、金が1.7ドル上げている。原油は昨日の下げを取り戻した感があるが、日経平均は下げ、ドルも対ユーロで回復基調。金融要因は原油にはやや向かい風。金にとっては相変わらずミックス。



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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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