週初23日午前の原油価格は僅か低下2012/04/23 11:28

 早いもので、4月も最終週に入った。もう、来週はGWだ。それなのに、今日も完全な曇天、肌寒い。異様さは続く。ただ、確実にじぐざぐながら、温かくはなって来ている。GWには春爛漫になることを期待したい。

 さて、原油先物市場のおかしさは相変わらずだ。それでも、投機筋は首を捻っていることだろう。先週末のヨーロッパ、アメリカの株高、対ユーロドル安、それを受けたアジアの株高なのに、どうして下げているのかと。

 そんなことで、週初23日午前の原油価格は、ジリッと下げている。G20の警鐘が利いた分けではないだろう。現下の需給からすれば、当然のことだ。春を向かえ、既に石油は不需要期に入っている。

 23日午前のWTI価格は、僅か14セントだが下げてバレル当り103.74ドルとなっている。今日から限月が6月に変わっているので、一見、上昇したように見えるが、そうではない。先高には変わりがない。

 投機のブレントも下げた。こちらはもっと僅かの6セント安だ。118.70ドル、未だに118ドル台という異様さだ。おかしなことが続いている。お陰で、逆値差は、また開いた。ヨーロッパ、アジアは大打撃だ。

 金価格も投機のブレント同様僅か下げた。50セント安だし、原油とは二桁違うから変化は極小だ。横ばいと言って良い。オンス当り1642.3ドルは、まだ高い。最高値は1644.2ドルと、このままなら七日間続落になる。


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石油価格は需給のファンダメンタルズから遊離し、異常な水準にまで上昇してしまった。
一刻も早く正常に戻ることを願いつつ、その異常な原油価格動向を書き止めることにした。

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